NFTをご存知でしょうか?
”Non-Fungible Token”の略で、ブロックチェーン上のデジタル資産です。
ブロックチェーン上でゲーム内のキャラクターやアイテムをNFTに変換することで、「代替ができない固有のキャラクター」であることを証明することができます。
マニアの間では高値で取引されており、1枚で1000万円以上のカードもザラにあります。
特に注目を集めたのが、ベトナムのスタートアップが開発した”Axie Infinity”
ポケモンのようなRPGでブロックチェーンを通じて購入したキャラクターを育成し、勝敗に応じて報酬が得られるというゲームです。
ここでいうキャラがNFTになりますので、育成後次第では、入手価格よりも高く売ることもできます。
Axie Infinityに紐づいたトークンである、$SLP(Smooth Love Potion)は直近3か月で2倍近くまで上昇。
その他のNFT銘柄も昨今急激に価格が上がっていますね。
平均年収が低いフィリピンなどでは、Axie Infinityをやるだけで生計が立ってしまう方もいるようです。
e-sportsではなく普通のゲームでお金がもらえるとは、素晴らしいですね。
詳しくはこちらのnoteを参照してください。
https://note.com/kozo_tx/n/nadf615c75414
残念ながら、NFTを扱うには深いブロックチェーンへの理解がないと、なかなか難しいです。
チェーンを間違えて送ってしまうとキャラクター自体がなくなってしまう可能性もありますね。
しかし、今年3月にCoincheckが同社のサイト内で気軽にNFTを売買できるサービスを始めました。
私自身もNFTを購入したので、実際の手順を説明しようと思います。
コインチェックでのNFTの売買方法
では早速、CoincheckでNFTを売買する方法について話していきます。
Coincheck NFTにアクセスする
まず、パソコンでCoincheckアカウントにアクセスします。
アプリではCoincheckが運営するCoincheck NFT(β版)にアクセスできませんので、ご注意ください。
左側のバーにCoincheck NFTがありますのでこちらをクリックしてください。
Coincheck NFT(β版)ホーム画面
購入したいNFTを選ぶ
上の画面のタイトルから興味のあるゲーム、NFTを選択します。
CoincheckがNFTを売っているのではなく、「客同士で取引ができるプラットフォーム」を提供していますので、金額はあくまで出品者が設定しています。
そのため、価格の妥当性は事前にリサーチする必要があります。
全く知らないNFTを買ったら市場価格とのズレがあり損をすることも。
現在(2021年8月23日現在)Coincheck NFTに入っているタイトルは全4種で、各々以下のような特徴があります。
- CRYTOSPELLS:イーサリアムブロックチェーン上の日本最大級のトレーディングカードゲーム(デュエマに似ている)
- THE SANDBOX:仮想空間上に土地を買ってオリジナルのゲームやキャラクター、サービスを作成するゲーム(マイクラに似ている)
- NFTトレカ:アイドルの写真が中心。カードごとに独自の画像・音声・動画データをインプット。CoincheckではSKE48のカードが多い。
- SORARE:世界の一流サッカー選手を用いたトレーディングカードゲーム。現実の試合の戦績がカードに反映される。
ここは趣味の世界なので、皆さん興味のあるゲームを選んでください。
今回、私はCRYPTO SPELLSでNFTを購入してみました。
NFTのゲームについて全く知識がないですが、サイトを見るとこのカードが値段の割に強そうでしたので、買ってみます。
購入金額のところに赤の四角で囲ったマークがありますよね。
NFTは決済手段の指定されており、今回の場合はイーサリアム(ETH)支払いのみ可能です。
事前にイーサリアムを販売所にて購入、もしくは他のウォレットから送金しておいてください。
(※)各銘柄で出金最低額、入金最低額が決まっているので送金の際は気をつけて下さい。
保有するNFTを売却する方法
次に購入したNFTをCoincheck NFTで売却する方法をお教えします。
まず保有NFTを確認してみましょう。
Coincheck NFTでマイページをクリックしてください。
そうすると写真の左のように保有カード一覧を確認できます。
カードをクリックして出品を選択すると、「受け取る通貨」と「出品金額」を決めて、簡単に出品が可能です。
このNFTですと、売却時に10%の販売手数料がかかってしまうようですので、慎重に価格を設定したほうが良さそうです。
まとめ
Coincheck NFTでは簡単にNFTの購入と売却が出来ます。
NFTは一見難しいと思っていた方も気軽に挑戦できるかと思いますので、おすすめです。
ただし、上でも書きましたがあくまで顧客同士の取引になりますので、しっかりNFTをリサーチしたうえで購入を決めましょう。
メルカリですと出品物の価値が分かりますが、NFTは非常に分かりづらいですよね。
これを機にNFT投資を始めてみてはどうでしょうか?