今回はマイニングをするに至って注意が必要なことをまとめましたので是非ご覧ください。
当たり前のことしか書いていませんがマイニング上級者の方も一度見直すという意味でご覧いただければ幸いです。
コンセントや電源配線の確認
マイニングではPCを24時間使用するのは珍しくありません。
そこでコンセントや配線に以下のような事が無いか確認しましょう。
- コンセントやコンセント周辺に埃がたまっていないか
- 過度なタコ足配線になっていないか
- コードを無理のある配線にしていないか(無理な折り曲げや引っ張り)
- 傷などの損傷があるコードを使用していないか(経年劣化していないか)
各項目の説明や対策方法を紹介します。
コンセントやコンセント周辺に埃がたまっていないか
長い時間コンセントを割いた状態を続けると埃がたまり、トラッキング火災につながります。
対策
対策としては定期的にコンセントからプラグを抜いて掃除を行うことが大切です。
また以下の製品を利用するのも対策となります。
過度なタコ足配線になっていないか
タコ足配線は正しく使えば問題ありませんがケーブルタップの最大容量を超えての使用は火事の元となります。
コンセントの最大容量をオーバーした場合はブレーカーが落ちてセーフティとなりますが、電源タップの場合は電源タップが過熱され最悪の場合出火します。
対策
対策はWチェッカーなどを使用し最大容量を調べて配線するのがいいでしょう。
コードを無理のある配線にしていないか(無理な折り曲げや引っ張り)
リグまでの配線でコードを無理やり折り曲げたり、長さがギリギリでつないでる箇所はありませんか?
又、逆にコードが長すぎて束ねたまま使用していませんか?
先程の電源容量の様に、電源タップや延長コードには「曲げ半径」と言われる折り曲げる角度にも許容値があります。
「曲げ半径」はケーブルの絶縁体の材質など、製品によって変わりますが折り返す様な折り方はほぼアウトです。
短くて無理やり引っ張っている場合もケーブルに負荷がかかり断線などにつながりそこから発熱→火事という事になるで注意しましょう。
対策
対策はケーブルが余る場合は円を描くようにまとめるというのが一般的です。私の会社のサーバールームでも同様の処理をしています。
一番の対策は適切な長さのケーブルを使用するという事です。コードリールタイプの延長コードだと長さも調節でき便利です。
傷などの損傷があるコードを使用していないか(経年劣化していないか)
電源ケーブルの被覆が向けていないか?変色している場所はないか?コンセント差込口に焦げ跡などないか?を確認してください。
電源ケーブル(電源タップ)の被覆が損傷している場合は、そこが短絡(ショート)して火災につながります。
また外部の損傷がなくても家具踏み付けなどで内部で断線している場合もあり、そこが熱を持ち発火する場合があります。
内部で一部断線している場合は被覆が茶色く変色(焦げ跡)している場合があります。
コンセントも同様に茶色く変色している場合はスパークが発生している証拠なので早めに対策をするべきです。
対策
対策は延長コードなどのケーブル類は定期的に状態を確認し、3~5年に一度交換する。
コンセントは焦げ跡などがあったら新しいものに交換する。
自分の実家も2か所ほど焦げ跡があったコンセントがあったの交換しました、2か所で600円くらいで済みます。
注意ポイント
※コンセントの交換は感電の危険があり電気工事士の資格が必要です、資格を持っていない場合は必ず業者に依頼してください‼
プロでも感電死亡事故は発生していますので絶対に行わないようにしましょう。
まとめ
今回は電源編でした。
電源は一番簡単ですが、コンセントや電源タップからの火災は毎年発生しています。
今一度自分の環境を見直してみて下さい。