今月25日、国内取引所のビットバンク(bitbank)が、ブロックチェーン分析企業のチェイナリシスと提携を発表しました。
チェイナリシスは、ビットバンクにブロックチェーンの監視ソフトを提供します。
提携の目的は、マネーロンダリング・テロ資金供与対策の強化です。
チェイナリシスのシステムを導入することで、入出金の監視を可能にして不正取引をリアルタイムで摘発できます。
より安心してユーザーが取引できるよう、ビットバンクのセキュリティーは上がっています。
ビットバンクはどんな取引所?
ビットバンクは2014年に設立された暗号資産取引所です。
知名度は高くありません。ただ、売買手数料が無料・指値注文対応など他社にないメリットがあります。
ビットバンクは、セキュリティーが高いことで知られていて、
コールドウォレットとマルチシグを組み合わせて、ユーザーの暗号資産を守っています。
コールドウォレットは、オフラインで暗号資産を管理してハッキングを防ぐシステムで、
マルチシグは、シークレットキーを作って暗号を管理する方法です。
ビットバンクは知名度がない分、取引高は多くありません。ただ、セキュリティーの高さや手数料などメリットのある取引所です。
チェイナリシスとは?
チェイナリシスは、40ヶ国以上の政府機関や取引所にブロックチェーンのデータを送っている分析企業です。
チェイナリシスのシステムは、暗号資産取引のダークネットマーケット・詐欺の疑いのあるトランザクションを探知します。
取引が起きたリアルタイムでアラートが出るので、犯罪の疑いのある資金をすぐに凍結できるのがメリットです。
暗号資産の詐欺・マネーロンダリングの犯罪防止は世界中で行われています。
チェイナリシスは、ユーザーを犯罪から守るのに役立っています。
まとめ:バイビットがチェイナリシスと提携
「ビットバンクがチェイナリシスのシステム導入」この記事を解説しました。
チェイナリシスのシステムを導入する公的機関や取引所が多く、ニュースサイトに「チェイナリシス」の単語は頻出します。
また、今後もチェイナリシスと取引所が提携する可能性も大きいです。
この機会にチェイナリシスを覚えておくと、ニュースを読むのが簡単になります。
ぜひ覚えておきましょう。