NiceHash QuickMinerの使い方｜従来の物との比較

今回は最近配信されたNiceHash QuickMinerの使い方と従来のNiceHash Minerとの違いを見て行きます。

はじめに

Binanceのマイニングツールの使用を始めましたが日本語に対応しており、NiceHashよりマイニング報酬が一月当たり13000円も変わってくることが判明しました。
特にこだわりがない場合はBinanceでマイニングを始めてみてはいかがでしょうか？

Binanceの登録方法からマイニング開始までまとめてありますのでご覧ください。

part1

part2

part3

Binaceの登録は以下から

Binance

フリーアカウント作成 | Binance

https://accounts.binance.com/ja/register?ref=12765296

バイナンスにアカウントを登録

NiceHash QuickMinerとは

NiceHash QuickMinerとはNvidiaのグラフィックカード（AMD製のGPUでは非対応）で最高のパフォーマンスを発揮するために作られたマイニングソフトウェアです。
従来のNiceHash Minerでは互換性のあるマイニングツールをシステムで最適なものに自動で切り替えて使用されていましたが（TRexやPhoenixなど）、NiceHash QuickMinerではExcavatorのみを使用してマイニングを行います。またこれはデジタル署名がされています。
NiceHash QuickMinerで使用されるコードはNiceHashによって開発されるか、パブリックリポジトリ（公開ソース）から使用されるため100％安全に使用できます。
NiceHash QuickMinerは使用する際のセキュリティ的リスクがなくNiceHashはNiceHash QuickMinerの安全性を保障しています。

詳しくみると従来のNiceHash Minerより安全かつ簡単に使用できるというメリットがあるみたいです。
Excavatorのみを使用ということですが従来よりマイニング効率は下がったりしないのでしょうか？
実際に試してみたので続きをご覧ください。

NiceHash QuickMinerの機能

• GPUマイニングではExcavator、CPUマイニングではXMRigを使用。
• ベンチマークなしで即マイニングができる。
• Nice Hash QuickMinerにオーバクロック＆ファン制御のソフトがついている為、オーバークロックツール（MSI afterburnerなど）が不要。
• OC Tuneという機能を使用することで簡単にオーバクロックが可能。
• 自動更新機能付き。

Nice Hash QuickMinerの必要スペック

こちらのQuick MinerはどのGPUでも使用できるというわけではなく、以下のスペックのPCでのみサポートされています。

• 最低でも6GBのVRAMを備えたNvidiaのGeForce　GTX1000シリーズ以上のグラフィックカード
• Windows10 64ビットバージョン（ProでもHomeでも可）

GTX 1000シリーズで6GB以上のVRAMを持ったGPUですと最低でもGTX1060の6GBモデルになります。（1060は3GBモデルもあるので注意）
因みにNvidia TAITAN XpやTAITANⅤも使用可能のようです。

インストール方法

インストール方法を紹介いたします、NiceHashに登録後の操作になりますので登録されてない方は登録後に以下の手順を実行してください。→NiceHash

QuickMinerをダウンロード&インストール

早速、インストールして行きましょう。

Nice Hashのダッシュボードの【DOWNLOAD MINER OR ADD ASIC】をクリックする。

【NiceHash QuickMiner】をクリック

【I understand I have to make an antivirus exception on my rig】にチェックを入れて【GO TO GITHUB & DOWNLOAD】をクリック。

Git Hubのページが開くので【Download Installer here】をクリック、ダウンロードが始まります。

ダウンロードしたexeファイルを実行します、基本的に画面に沿って設定していくのみです。
自分のマイニングアドレスを入力しろと出るのでNiceHashのMiningのページにあるMiningAddressを入力しましょう。

ここを間違えるとマイニング報酬が入らないので注意しましょう。

Worker nameに自分のわかりやすい名前をつけます。
Service locationはアジアがまだないのでとりあえずデフォルトのままにします。（もしかしたら近い場所の方がいいかも）
Windowsの起動時に自動起動するか選択します。
エラーをした際の動作を選択します。（デフォルトでいいと思います。）

タスクバーに顔のマークが出ていればインストール完了です。右クリックすることでメニューを開くことができます。
ゲームをする際にはGameModeというのに切り替えるだけで完了です。

実際に検証してみた

従来のNiceHash Minerと QuickMinerの両方を同時間に動かし、比較してみました。

どちらもRTX3070を4枚での計測結果となります。

NiceHashMinerの結果

24時間あたり2258円という結果になりました。
こちらは外部ソフトのMSI afterburnerというOCツールを使いOCしてあります。

NiceHash QuickMinerの結果

QuickMinerの結果は24時間あたり2096円となりました。
こちらは QuickMiner内蔵のOCツールにて afterburnerと同条件になるようにOCしています。
OCの設定方法は→NiceHash QuickMinerのオーバクロック方法とおすすめ設定

まとめ・結果

従来のMinerの方が100円くらい高いという結果になりましたが時間によってはおそらく同等になると思います。
詳しい設定が要らずここまでのスコアならかなりいいと思います。
PCに詳しくなくマイニングをしてみようというのならこちらのQuickMinerの方がいいかも知れません。
因みに私は従来のものを使って行きたいと思います、理由としてはGPUのLEDをコントロールするソフトとQuick Minerが競合しLEDが着きっぱなしになった為です。

マイニングをこれから行う場合に必ず購入しておきたいものや最悪火事が起きる間違った使い方などまとめてありますのでご覧ください。

続き→NiceHash QuickMinerのオーバクロック方法とおすすめ設定

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