コインチェックに8月上場したパレットトークンですが、国内初IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)で資金調達したコインとして、仮想通貨の投資家から注目を集めています。
今回は、パレットトークンの特徴や話題になっている理由、将来性を解説します。
パレットトークンとは?
パレットトークンは、パレットプラットフォームで使用されるトークンの名称です。
パレットプラットフォームの特徴であり、注目されている理由は以下の2点です。
・国内初IEOによる資金調達を実施
・NFTに特化したコイン
パレットトークンは2021年7月1日にコインチェックで購入申し込みを開始しました。
IEOとは、トークンの発行を取引所が仲介してコインを販売する資金調達の方法です。今回は、コインチェックとパレットプラットフォームを運営するハッシュパレットの共同プロジェクトとして、IEOが実現しました。
ICO(イニシャル・コイン・オファリング)との違いは、取引所の審査を受けているかどうかです。
今回のパレットトークンのIEOは、コインチェックの審査を通過しているため、プロジェクトの信頼性が高まりました。
国内初のIEOの実施で注目度も増し、ハッシュパレットは開始6分で9億3千万円の資金を調達しています。
また、パレットトークンはNFTに特化している点が最大の特徴です。
イーサリアムの運営するNFTはゲームやDefiなどの別ジャンルのアプリと共同運営されてます。そのため、ブロックチェーンへの負担が大きく、ガス代の変動が大きく、稀にガス代が高騰するのが課題でした。
一方で、パレットトークンの運営するNFTは、エンターテイメントのみで使用されます。ジャンルを絞ることでガス代が安定するのがメリットです。
急騰して話題性が上がったパレットトークン
コインチェックがプロモーションに携わっていたこともあり、パレットトークンはコインチェック上場後は大幅に価格を上昇させました。
価格が急騰したことにより、更に注目を集めることになります。
上場後に、一気に94円まで上昇。現在、反発の下落しましたが大きく下がらずに60円付近を推移しています。
ZOZO創業者・前澤友作氏が投資
パレットトークンの話題性が増えた理由として、ZOZO創業者の前澤氏が投資したことがあげられます。
投資額は4.8億で、国内を代表する経営者である前澤氏が株主になることで、今後さまざまな事業拡大が期待できます。
前澤氏は今回の投資について、以下のようにコメントしています。
『今回いろいろなご縁もあって、ブロックチェーンのコンサルティング事業やNFT事業に強みを持つHashPortさんに投資させていただくことになりました。
トークンエコノミーやNFTなど、未来に新たな価値を生み出すブロックチェーンの技術に、また国内初のIEOに果敢に挑戦される企業風土や吉田社長にも大きな期待を抱いています。私自身も積極的にこの新しい可能性に携わっていきたいと思います。』
さらに、日本一のツイッターフォロワーのいる前澤氏は1000万を超えるフォロワーに向けてパレットトークンにと投資をしたと発表しました。
前澤氏が意図せずとも、パレットトークンをPRした状態になっています。
パレットトークンの将来性はある?
パレットトークンの今後の好材料は、以下の3点です。
・9月上旬のステーキングサービスの開始
・調達した資金による開発
・NFTの拡大
ステーキングは、パレットトークンを保有しているだけで獲得できる報酬です。ステーキングが実装されると、パレットトークン保有者に配当が入るので、売られづらくなります。
今回IEOで調達した資金は、プラットフォームの開発に使われる予定です。
プラットフォームの性能が上がり、今後はコインチェック以外の新しい上場も検討しています。
NFT自体のマーケットが急速に拡大しているため、今後もパレットプラットフォームの需要が増えていく可能性が高いです。
NFTで高いシェアを持っているイーサリアムのの課題を解決できるプラットフォームとして、需要があるのではないでしょうか。
まとめ
現在、コインチェックの後押しもありパレットトークンは投資先として話題になっています。
国内初IEOのコインが、今後どのような取り組みをするのか、注目してきましょう。
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